「ハラスメントゲーム」感想
「ハラスメントゲーム」最終回(全9回)感想
井上由美子さんの脚本は勿論、キャストも良くて、派手さはないものの安心して見られる面白さがあった。
序盤は1話完結であちこちの部署や店舗で起こる色んなハラスメントを扱っていて、それをコンプライアンス室が解決していくという内容。
パワハラ
セクハラ
世話焼きハラスメント
パタニティハラスメント
モラハラ
アルコールハラスメント
リストラハラスメント
カスタマーハラスメント
…初めて聞くものもあって、ためになるドラマだなぁ。
またこういうテーマだと勧善懲悪なパターンになりやすいかとも思えば、訴える側が必ずしも一方的に被害を受けているわけではないケースもあったりと、興味深かった。
あと、最後まで「クズ中のクズだ」って、セリフ決めたりと、クスリとさせられるというか。
唐沢寿明演じる主人公の秋津も飄々としてて良いキャラだし、終盤に向けてはマルオーという会社全体の存続をかけて物語が展開していくのも見応えがあった。
というか書籍もあるんだな。面白そう。
これは是非シーズン2とか続編を見てみたい、良いドラマでした。