「僕らは奇跡でできている」9話感想
「僕らは奇跡でできている」9話感想
前半は琴音・育実とのやりとりや沼袋先生のエピソードでほのぼのさせられたと思ったら、後半ラストにかけて一気に頭殴られた気分になった。
前回ラストで一輝が水泳してて、今回はロシア語勉強してる。ロシアに行くつもりなのか、これからしたい事と関係してるんだろうけど、一体なんなんだろう。
予告でも気になってた一輝の育実への気持ち。
「水本先生の事、面白いと思ってます」
鮫島先生たちは「好き」、琴音には「興味ない」訳だし、これはめちゃくちゃ特別なんだよね?おまけに「リスっぽい」だし。
ただ、言われた育実本人は、この「面白い」がよく分かってない風だった。
ちなみにヤモリは家にいても良いと思うけど…虫とか苦手だったらしょうがないか。
・感情に名前をつけた人はすごい。好き・嫌い・嬉しい・楽しいなどなど…
・沼袋先生がユーチューバー(コンチューバー?)なのが新庄バレてしまった?あの時の沼袋先生の慌てぶりが楽しい。
・樫野木先生のフィールドワークしてた頃の写真見たかったな〜(髪や髭が伸びてるらしい姿の)
そして今回の一番ショッッキングなシーン。
樫野木先生が家族の事で上手くいかないのもあって、一輝にイライラをぶつけてしまう。視聴者から見たら半ば八つ当たりなのも分かるし、言ってる事が正論なのも分かるけど、一輝にとっては本当に文字通りに受け止めてしまうだろうし、何より一輝の表情、あの泣きそうな顔を見てたら、こっちまで辛くなってきた。
樫野木先生は、自分は家族の為にフィールドワークもやめた・離婚されてしまった・元妻は再婚しそう・生徒からは一輝が人気・鮫島先生も一樹を可愛がってる…嫉妬コンプレックスになるのも分かるし、「キラキラしてる大人なんてごく一握り」「なれなかった時に責任取れるのか」などなどの発言も、確かにそうだとも思う。
樫野木先生の気持ちも分かるし、でもそれを言われた一輝の気持ちも考えると辛い。
樫野木先生も、一輝みたいに周りに良き理解者が居ればなぁ…樫野木先生の家庭の事情誰も知らないだろうし(バツイチって事しか)、あの場面では周りの皆は「なんでいきなりそんな怒るの?」なるだろうなぁ。
あと一回…次回最終回なんて、どうまとめるんだろう。
でも脚本は橋部さんだから、きっと良い最終回になると信じてます。一週間待ち遠しいし、終わるのが寂しい。
まあ終わるのは仕方ないから、「僕」シリーズみたいに、シリーズ化しないかなー。
最終回での見どころ
・一輝は大学を辞めてどこへ何をしに行くのか?ロシア語と水泳と関係してるのか?
・育実の気持ち…返事という訳ではないけど、何か答えるのかな。
・樫野木先生にも報われて欲しい…