ほんたねの雑記ブログ

読んだ本・ドラマ映画のメモ、他にも雑記色々。

「僕らは奇跡でできている」10話(最終話)感想

「僕らは奇跡でできている」10話(最終話)感想

 

 

前回のラスト樫野木先生から痛烈な言葉を浴びせられた一輝。

鮫島先生に大学を辞めると伝えるが、それは樫野木先生のせいではなく

 

 

周りの皆が少しずつ変わっていく様子に見ていて心が温かくなる。

・育実は「~しなければ」から「やりたい」に変わっていった。仕事も全部一人で背負わず、苦手なところは人に頼めるようになった。

・新庄「面白さと伝えるのって面白いよな」。尾崎さんはちょっとずつ自分の気持ちを出せるようになった。琴音は一輝に玉砕して次は樫野木先生とたくましいw

・樫野木先生の授業が面白くなって来ているみたい。

 

 

あと面白かった・好きなシーンなど

・沼袋先生が無言で家に来てメモを渡し、一輝もコンチューバーNを見た後の二人のやり取り。

・樫野木先生「樫の木じゃないし!」

・事務長「(この世界からなくせるなら何をなくしたいか?)時間です!」

・オオカワラ(大河原?)さん、本当に実在しない人だった。しかも長野で一人りんご狩り。

・こんにゃっプルン…Youtuber新庄。そして沼袋先生「顔出しかよっ」

・虹一くんとお母さんの関係がだいぶ変わってきてて良かった。

・そして育実と話す時の一輝の表情が本当に和む。こちらまで嬉しくなっちゃう。

・音楽も良かったな。OP/ EDも。あ、でもOPの音量はもうちょっと下げて欲しかった。毎回OPが流れて音が大きくてびっくりしてたからw サントラちょっと気になる。

 

ここ数回気になっていた水泳やロシア語。海外どころが一輝が見ていたのは宇宙だった。虫歯や治療法に拘ってたのは、この為だったのか。

最後の宇宙のシーンはちょっと笑ってしまったけどw

 

 

初回見たときは、面白くなくはないけど一体どうなるんだろうと思ってたドラマだけど、毎週見てて良かった。本当に良いドラマだった。

ストーリーも良い上に、登場人物の心情がよく分かるように描かれてて、一輝だけじゃなくて、樫野木先生や育実にもとても感情移入できる。そしてキャストが皆良い演技してる。

高橋一生は「民王」の貝原も好きなんだけど、一輝もすごく良い。ハマり役だと思う。全体的に皆良いキャスティングだった。

視聴率はそこまで振るわなかったかもしれないけど、スピンオフとか続編とは見てみたいなぁ。

脚本は橋部敦子さんだし、草彅くんの「僕シリーズ」みたいに高橋一生で「僕らシリーズ」とかこれから続かないかな、とちょっと期待しちゃう。

 

 

「ハラスメントゲーム」感想

「ハラスメントゲーム」最終回(全9回)感想

 

井上由美子さんの脚本は勿論、キャストも良くて、派手さはないものの安心して見られる面白さがあった。


序盤は1話完結であちこちの部署や店舗で起こる色んなハラスメントを扱っていて、それをコンプライアンス室が解決していくという内容。
パワハラ
セクハラ
世話焼きハラスメント
パタニティハラスメント
モラハラ
アルコールハラスメント
リストラハラスメント
カスタマーハラスメント

…初めて聞くものもあって、ためになるドラマだなぁ。

 

またこういうテーマだと勧善懲悪なパターンになりやすいかとも思えば、訴える側が必ずしも一方的に被害を受けているわけではないケースもあったりと、興味深かった。
あと、最後まで「クズ中のクズだ」って、セリフ決めたりと、クスリとさせられるというか。

 

唐沢寿明演じる主人公の秋津も飄々としてて良いキャラだし、終盤に向けてはマルオーという会社全体の存続をかけて物語が展開していくのも見応えがあった。

 

というか書籍もあるんだな。面白そう。

 

 

これは是非シーズン2とか続編を見てみたい、良いドラマでした。

「ドロ刑-警視庁捜査三課-」9話感想

「ドロ刑-警視庁捜査三課-9話感想

 

ついにケムさんが13課に宣戦布告!

今回、今までで一番面白かったな。

 

 

ケムさん「虹を掴もうとして踏み潰された。でかいものにな」

権力か何かに阻まれたって事かな。

 

犯行予告をされて13課総出で厳戒態勢を取るも、あっさり手帳の情報を盗まれてしまう。

皇子山真里の爪から煙鴉のDNAが検出されたらしいけど、本当にケムさんが殺したのかな?イマイチ、ケムさんが殺人犯とは思えないんだけども(それも私の希望的観測だけど)

これに関しては黒幕が居るのでは?係長と警視総監も怪しいし。

 

 

何より今回1番驚いたのが、係長の車内でのケムさんとのやり取り。係長と知人っぽいし、係長はどこまで知ってるのか?キタオカさん?本名なのかな?1話で使ったケムさんのジャーナリストとしての名前も同じだっけ?

 

 

ところどころ面白ポイント

・皇子山「てめえまだショックなのか、恋人に撃たれた事が」

ちょっと、恋人てw まぁあれだけイチャイチャしてたからな。

・腹黒がバレてから開き直る美希「あの偽煙鴉、今度会ったらぶっ殺す!」

・相変わらず合コンに無理矢理連れてかれる細面と割り勘させる勝手田。

コブラみたいな髪は皇子山の怒りを表しているw 確かに初期の頃よりどんどん髪がうねうねしてきてる。

・謝ろうとする斑目…メンバーがお歳暮を要求。

宝塚「年末ジャンボ3万円分」

左門「芋焼酎5本とスルメ段ボールいっぱい」

美希「カラオケ5時間無料券と日本酒2本」

細面「ニシヘルマンリクガメ」

勝手田「ディズニーランドペアチケット」

勝手田のだけおかしいw美希と行きたいのかな

・科捜研「私失敗しかしないから」w

 

 

次回、最終回の見どころ

・予告の斑目・ケムさん・皇子山の三つ巴で銃口を向けるシーン。斑目は皇子山に向けてる!

・ケムさんはなんらかの不正を暴こうとして盗みをしている?

・皇子山真里を殺したのは誰?

・ケムさんは本当に捕まっちゃうのか?

 

 

ケムさん萌えとしては、是非逃げ切ってもらって続編を見たいんだけど。

そしてケムさんも13課のメンバーにも死人が出ませんように。

まとまらないけど…最終回は寂しいけど、どうなるか楽しみ!

「大恋愛〜僕を忘れる君と」 9話感想

「大恋愛〜僕を忘れる君と」 9話感想

 

展開早いよ!まるでダイジェストだよ!

 

尚が無事妊娠出産した事は嬉しいんだけど、あまりにすっ飛ばし過ぎでは尚は産婦人科医だから、妊娠出産も割と冷静に乗り越えられたのかもしれないけど、それにしても早過ぎるよ。もうちょっとじっくり描いて欲しかったな。

 

それから薫と侑一。

侑一が薫を家に招いて、「あちらがリビング、こっちがベッドルーム」ってくだりには、薫もびっくりだし見てるこっちもびっくり。

そして年の差あるのに意外とそこまで違和感がないかもと思えてしまった。年の差、何歳設定だっけ?

 

あとは恵一出産後の物語だけど、色々突っ込みどころもあるというか、気になる点がいくつか。

・編集の水野さんにあそこまでさせるのはどうなんだろ。あれでは尚も辛いだろうし、お金払ってヘルパーさんかシッターさん雇った方が良かったのでは。

・「尚が分かるうちに」と言って、引越しするのは、アルツハイマーの人にとって良くないのでは。

・目の前でも公園に二人で行かせるのもちょっとせめて、もうちょっと解けないものとか、せめてハーネスとか親側からはとれちゃうけど。

突っ込みどころもあるけど、病状が進行していく尚の描写や戸田恵梨香の演技は良かった。

室内にあちこち貼ってあるメモ、徐々にうつろになっていく様子、表情も乏しくなっていく様、靴下二重に履こうとしたり、ボールを投げるのも難しくなったり、バランスも低下したり

真司は良い夫だし父だと思うけど、やっぱりストレスは大きいだろうし、それが積もりに積もって、怒鳴ってしまったのでは。

そして恵一が戻った時の一言で、尚も自分が原因で恵一が居なくなった事に気付いてとこちらも見てて辛くなってきた。

 

それにしても、今回急ぎ足で展開せざるを得なかったのは、前回まで小池徹平演じる公平のエピソードを割と長くとったからだと思うけど、9話を駆け足にしてまで公平に時間かけたって事は、次回の最終回に何か繋がる伏線になってるのかな?

 

 

ともかく次回で最終回。

予告では、行方不明になって8ヶ月とあるけど、あの状態で8ヶ月も一人では生きていけないと思うから、一体どうなってしまうのか。辛いけど、皆に幸せになってもらいたいと思わずにいられないドラマ。来週が待ち遠しい。

「ブラックスキャンダル」10話(最終話)感想

「ブラックスキャンダル」10話(最終話)感想

 

 

本当に純矢はゲスというか、サイコパスというか

 

 

「どっちも愛してた」

「僕が不幸になるより、自分が不幸になることを選んでくれると思ったから」

「別に裏切ってなんかないよ」

すごい、素でここまで言えるし、そう思ってたのか。

挙げ句の果てに、亜梨沙に対して

「君に決めた」

ってポケモンじゃないんだから。ちょっと笑ってしまった。

 

 

夏恋ちゃんは新事務所の看板女優になり、映画の主演に。

そして純矢からの赤いハイヒール。

狙った女に皆に送ってたんだ。

 

そして赤いハイヒールを履いて決着をつけに行く亜梨沙。

水谷の行動は予想の範囲内だけど、亜梨沙の行動は予想外だった。

噛んだ音と、純矢の悶え方が

というか、あの記者会見の場を想像すると、目の前で人が刺されても記者たちが何しないのってどうなの。

 

あんなに死者が出たり事件があったフローライト、新事務所でまだ仕事があるのがすごいけど、まさかの花園さんが社長とは。確かに純矢よりよっぽど上手くいきそうだ。

それから妊婦アイドルミカのポスターこうして妊婦がアイドルの衣装着てるとちょっとシュール。

そして純矢は舌を噛み切られたくらいだから死んだかと思ったのに生きてるとは。そして赤いハイヒールで現れる唯菜一番のサイコパスは唯菜だと思う。そして純矢と唯菜はある意味お似合いのカップルなのでは。しかしベッドごと連れてったのには笑った。どこに連れてくのは分からないけど無理があるw

 

ラスト、亜梨沙のふわっとしたヘアスタイル、これまでのがっつりアイラインから、ナチュラルメイクに。復讐が終わった後の心情が雰囲気に出てる。表情も全然違うし、山口紗弥加さん、良い演技するなぁ。

しかしまさかの妊娠エンドとは。最後に関係を持ったのはこのラストにするためだったのか。

 

あとはただただ水谷くんがかわいそう。

 

 

そしてエピソードゼロ。

整形して別人になるのはともかく戸籍とかどうしたんあろうってのは、きっと多くの視聴者が疑問に思ってただろうから、ここで明かされるのかな。

Hulu入りたくなっちゃうな。

「僕らは奇跡でできている」9話感想

「僕らは奇跡でできている」9話感想

 

前半は琴音・育実とのやりとりや沼袋先生のエピソードでほのぼのさせられたと思ったら、後半ラストにかけて一気に頭殴られた気分になった。

 

 

前回ラストで一輝が水泳してて、今回はロシア語勉強してる。ロシアに行くつもりなのか、これからしたい事と関係してるんだろうけど、一体なんなんだろう。

 

予告でも気になってた一輝の育実への気持ち。

「水本先生の事、面白いと思ってます」

鮫島先生たちは「好き」、琴音には「興味ない」訳だし、これはめちゃくちゃ特別なんだよね?おまけに「リスっぽい」だし。

ただ、言われた育実本人は、この「面白い」がよく分かってない風だった。

ちなみにヤモリは家にいても良いと思うけど…虫とか苦手だったらしょうがないか。

 

・感情に名前をつけた人はすごい。好き・嫌い・嬉しい・楽しいなどなど…

・沼袋先生がユーチューバー(コンチューバー?)なのが新庄バレてしまった?あの時の沼袋先生の慌てぶりが楽しい。

・樫野木先生のフィールドワークしてた頃の写真見たかったな〜(髪や髭が伸びてるらしい姿の)

 

そして今回の一番ショッッキングなシーン。

樫野木先生が家族の事で上手くいかないのもあって、一輝にイライラをぶつけてしまう。視聴者から見たら半ば八つ当たりなのも分かるし、言ってる事が正論なのも分かるけど、一輝にとっては本当に文字通りに受け止めてしまうだろうし、何より一輝の表情、あの泣きそうな顔を見てたら、こっちまで辛くなってきた。

 

樫野木先生は、自分は家族の為にフィールドワークもやめた・離婚されてしまった・元妻は再婚しそう・生徒からは一輝が人気・鮫島先生も一樹を可愛がってる嫉妬コンプレックスになるのも分かるし、「キラキラしてる大人なんてごく一握り」「なれなかった時に責任取れるのか」などなどの発言も、確かにそうだとも思う。

 

樫野木先生の気持ちも分かるし、でもそれを言われた一輝の気持ちも考えると辛い。

樫野木先生も、一輝みたいに周りに良き理解者が居ればなぁ樫野木先生の家庭の事情誰も知らないだろうし(バツイチって事しか)、あの場面では周りの皆は「なんでいきなりそんな怒るの?」なるだろうなぁ。

 

 

あと一回…次回最終回なんて、どうまとめるんだろう。

でも脚本は橋部さんだから、きっと良い最終回になると信じてます。一週間待ち遠しいし、終わるのが寂しい。

まあ終わるのは仕方ないから、「僕」シリーズみたいに、シリーズ化しないかなー。

 

 

最終回での見どころ

・一輝は大学を辞めてどこへ何をしに行くのか?ロシア語と水泳と関係してるのか?

・育実の気持ち…返事という訳ではないけど、何か答えるのかな。

・樫野木先生にも報われて欲しい…

「ドロ刑-警視庁捜査三課-」8話感想

「ドロ刑-警視庁捜査三課-8話感想

 

ゲストは大友康平演じる偽”煙鴉”登場。

 

冒頭からケムさんが銃持ってる不穏な空気。

「大人の言うことは信用すんな」

今回はこれに尽きるというか…

 

シリアスでありつつ、細面回でコメディ要素も満載。

細面の手口操作も今やパソコンのが速いと言われ、人見知りで取り調べもできない為にリストラに怯えていた。

今回取り調べする13課だったが、偽煙鴉に、一人一人恥ずかしい秘密を暴露されてしまう。

左門…はるみママに入れ込んでいる。

皇子山脚フェチネタ最近出ないと思ったら、いつの間にか尻フェチになっていた。

美希は実は酒豪で慰め組までいるという、ここにきてまさかの腹黒キャラ。

宝塚に何がと思ったら、昔の男の話でほだされちゃうし

勝手田…細面を連れて合コンに行き、IT企業社員の振りをしている。

もう13課のメンタルはボロボロ。バーに13課の面々が現れるシーンも笑ってしまった。

あとは…

・科捜研が初めて?役に立ってる。

・ゲスト、議員役のダチョウ倶楽部上島竜兵にちなんで「どーぞ」ネタ。

 

終盤に、

バーのマスターに「世話になったな」もう来ないつもりなんだろうなぁ。

今回は斑目にアドバイスをするように見せかけてミスリードしたケムさん。

「俺を捕まえてみろ斑目。ドロ刑遊びはもう終わりなんだよ」

初めて?名前呼びしたかも。

 

次回以降の見どころ

斑目はケムさんを捕まえられるのか?もしかして捕まえて欲しい思惑があるのか?

・ケムさんの真の目的は?

・皇子山妹の死の真相とケムさんとの関係は?

・係長が真面目な事を言ってる。煙鴉を捕まえる為の13課とは?

 

 

今回面白い回だったから、あと2回で終わるのさみしいし、できたら続編作って欲しいから、ケムさん逃亡エンドになってくれないかなー。あと今回自殺するはずだった男を救ってる訳だし、悪人ではなく義賊のような設定だと良いのに。

それにしても、ケムさんもだけど、脇役の皆さんがいい味出してて個人的に毎週すごく楽しみなんだよね。もう一回1話から見返してみたい。

 

しかし、先日のベストアーティストのエンケンさんならぬケムさん可愛かったなぁ。今回の内容と対照的で面白かった。